キャベツの栄養
キャベツの栄養についてお話させていただきますね。
キャベツの栄養素で最も注目したいのはビタミンUです。
このキャベツの栄養素は「キャベジン」とも言われる栄養素であり、実は、胃腸薬のキャベジンの名前はここからきているとも言われています。
キャベツの栄養であるビタミンUは、エンザイム(消化酵素)をふんだんに含んでいるだけではなく、効果として、胃の粘膜の修復や、胃酸の分泌を抑制、といったものがあり、実際に、十二指腸潰瘍や胃潰瘍を予防する効果があります。
キャベツのこの栄養素は、実は、揚げ物(とんかつなど)などの胃もたれを防ぎ消化を助けるという意味でとても相性がよく、また、理にかなったことなのですね。
キャベツの栄養素として、そのほかに、ビタミンCも多く含まれています。
ご承知のとおり、ウイルスに対抗する抵抗力をつけたり、肌を美しく保ったりする効果がビタミンCには秘められています。
キャベツのこの栄養素はフリーラジカル(活性酵素)も抑えることができますので、ガン防止にも役立つ栄養素です。
キャベツの栄養である、ビタミンC、Uの難点としては、いずれ共に水溶性ビタミンであるため水に流れ出しやすく、熱に弱いということです。
したがいまして、キャベツの千切りなどは切った後の状態ではなく、切る前の段階で水洗い・さらすことをすませるようにし、キャベツの栄養素の流出を防ぐと良いでしょう。
なお、ロールキャベツなどに調理する場合には、ゆで汁をソースもしくは煮汁にし、キャベツとあわせて食べるようにすると流れ出した成分と一緒にとることができます。
キャベツというのはいまとなっては一年中出回っている野菜ではありますが、冬のキャベツは外の葉が濃い緑色で非常に重量感のあるもの、そして一方で、春のキャベツはみずみずしい緑色で巻きが比較的軽いもの、がよいでしょう。
キャベツの栄養価を参考までに下記しておきます(100g中)
エネルギー 23kcal
ビタミンA 4μgRE
ビタミンB1 0.04mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンC 41mg
ビタミンD 0.0μg
ビタミンE 0.1mg
ナトリウム 5g
カリウム 200mg
カルシウム 43mg
マグネシウム 14mg
鉄 0.3mg
炭水化物 5.2g
食物繊維 1.8g
タンパク質 1.3g
脂質 0.2g